あやです。
先日、高級フレンチを食べに行きました。
- 20年間世界の3つ星で修行し
- RED U-35初代準グランプリ受賞
- 福岡の博多で料理長を勤め、ミシュラン1つ星獲得された
小岸さんという方の高級フレンチを、
いつもお世話になってる経営者の方に誕生日のお祝いで連れて行ってもらいました。
素晴らしい体験だったので、写真付きで共有したいと思います。
お店の雰囲気です。白を基調としててオシャレ〜
貸切で予約していただいてて、厨房からはふわぁ〜っといい香りが漂ってきます。
さっそく料理を載せてくね!
前菜はフィンガーフードと言って手で食べられます!
どの前菜も口の中で、濃厚な味がしたり、酸味を感じたり、食材の旨味が顔を出したり、口の中で最低3回は味が変わるんですよね〜
前菜からもうメインなんじゃ無いかってくらい手が込んでて、すでに満足度がやばいです。
馬肉タルタルキャビア。
名前が120満点の美味さが約束された料理。
馬肉の旨味、タルタルの程よい酸味、キャビアの塩辛くてプチプチ食感がたまらない一品です。
そしてこれが小岸さんのスペシャリテです。
このお皿を目当てに全国からお客さんが来るそうです。
もはや絵画アートですか?って感じですよね
この1皿にめちゃくちゃ感動したんですよね。
まずこれは野菜料理なのですが、小さな野菜1つ1つがフレンチの技術で丁寧に味付けや加工されているんです。
ブロッコリーはフライパンでじっくりソテー。お芋はまず鍋で煮込んで。みたいな。
そうすると野菜の本来の旨味や甘みがぐぐーっと引き立つようになって、頬張るとまるでお菓子を食べたかのような甘みがじんわり口に広がります。
たとえるなら、出汁がじっくり染み込んだおでんの大根を食べたかのよう。
ソースも赤、紫、オレンジ、緑、肌色とたくさん作られていて、当たり前ですが、それぞれ味が違います。甘み、酸味、渋味、苦味など。
手間ひまかけられた野菜が10種類以上、ソースも5種類以上、野菜とソースの調和を考えられて、お皿に丁寧に盛り付けられています。
ちなみにこのお皿にも、野菜やソースをキレイに盛り付けるための角度だったり、同じテーブルのお客さんの邪魔にならない大きさにこだわった特注らしくて、お皿だけでも5万円以上はかかるらしいです(やばっ)
そしてなんとこの1皿が出来上がるのに、下準備も含めて13時間もの手間ひまがかかるんだって。やばーーっ(語彙力)
まるでお皿を高級な額縁とキャンバスに見立てて、野菜とソースで芸術を表現した、食べられるアートという感じでした。
私はどこの魔法の国の食べられる美術館に迷い込んだんだ。みたいな。
ただ悔しいことが1つだけあって・・・
私にフレンチの知識が圧倒的に足りなかったことです。
小岸さんの
- どれだけの苦労や失敗があってこの皿が生み出されたのか
- この皿にほかにどんなこだわりや工夫が隠されているのか
- この皿にたどり着くための努力や下積みはどれだけのものだったのだろうか
お皿に込められた物語に触れていたら、なんか感動で涙がぽろぽろと出てきて。
こんな経験は初めてだったので、自分でもビックリしました。
まさにプロ渾身のひと作品。スペシャリテと呼ぶにふさわしいお皿でした。
ただ私がもっと勉強してからお邪魔すれば良かったと思ってて。
野球のただの素振りやキャッチボールとか、努力している人や同じプロが見ると洗練されているけど、素人目にはよくわからない。
みたいなことありますよね。
小岸さんの皿もまさにそんな感じで
尋常じゃない執念や努力のもと、この1皿は完成したと思うんだけど、おそらく全体の5%くらいしか理解に及ばなかった、私の知識不足がすごーーーく悔しかったです。
うーん、今度はもっとちゃんと勉強してから食べたい!
プロに触れること。本物に触れることの大切さ
小岸さんのお店には、お世話になってる経営者の方に誕生日のお祝いで連れて行ってもらいました。
そこであらためて思ったのは、
やっぱりプロに触れること、本物に触れることって大事だなあってことです。
今回の高級フレンチで言うと、自分の料理に対する世界が広がり、執念の込もった皿に涙が出るほど感動した。
お皿が私の感情に強烈に訴えかけてくる。
そんな人生初の経験をしました。
私の価値観は間違いなく変わりました。
これって自分が達成したい目標に対しても同じことが言えると思っていて、
プロに触れ学ぶことって、得られる知見や経験が段違いなんですよね。
それこそびゅーーんって価値観が変わります。
私は夜職時代、No1になるために大阪のNo1のプロから指導をいただいたし
独立してビジネスを始めたときも、プロから教わったし
YouTubeを始めたとき、プロから教わりました。
何か得たい結果やスキルがあるたびに、各種プロから本物の学びを得てきました。
そのおかげで自分では到底思い付かないような考え方を学ぶことができたんですね。
その結果、胡蝶抜きで10年単位の時短ができたと思っているし、圧倒的な成果を得ることもできたんですね。
私は、大人こそしっかりプロから教わり、本物の学びをするべきだ派の人間で、そのことを勝手に
「大人の大学」って呼んでいます。
何か学びたいことや挑戦したいことがある人は、絶対にプロの考えに触れたり、本物に触れてみることが大切だと思ってます。
なぜなら自分の価値観や考え方が良い方向に変わりまくるからです。
どうしても書籍とか、自主学習レベルだと解釈に主観が入ってしまうので、成長が遅くなるんです。
書籍を読むこと1つとっても、プロとそうじゃない人ではインプットの仕方、アウトプットの仕方は異なります。
所作の細かい部分から思考の流れまで、すべてが違うということです。
私はプロから
「過去の自分から生み出される思考回路や行動パターンって、それまでの延長線上でしかなく、延長線上の結果しかもたらさないんだよ。
「だから新しい結果が欲しいのであれば、プロから本物の学びを得なさい」
と教わり、本当にその通りだと思ったので、素直にプロに教わっています。
今回の小岸さんの料理で、20年間世界で修行し、身に付けたプロの技術を堪能して、あらためてそれを感じました。
- 自分の立てた目標を達成するという意味でも
- 人生の経験を増やすという意味でも
本物に触れ、プロから学ぶことはとても大事です。
このことが感覚的にわかる人はすぐに伸びていくと思います。
逆に、自分のこだわりやプライドを捨て切れずに、我流でいつまでもやっちゃう人は、なかなか伸びないなという感じです。
夜職時代にNo3の子がいて、No1になるために我流で模索している子がいたんですけど、なかなか思うように成果が得られていないようでした。
やっぱりNo1になる子と、そうじゃ無い子では、普段から考えてることや基準値が明確に異なるので、その考えに触れない限りは、飛躍はないと思います。
それこそ私は指名No2で伸び悩んでいるときに、大阪のNo1のプロに触れることで停滞を打破しました。
私とは考えてることも基準値も段違いでしたので、自力でもがいていたらいまの私はないです。
それはビジネスでも、いまやってる恋愛のYouTubeも同じことが言えます。
自力で模索していたらいまの自分は絶対にないと断言できます。
プロから本物の技術を学ぶ大切さ。
今回あらためてその道のプロの魂込もった作品に触れて感じたことでした。
おまけ
ほかの料理たち。
カニとカリフラワーと柚子胡椒の料理です。
頬張るとまず酸味があり、その次にカニの濃厚なコクが来て、最後にカレーっぽい味がしました。
すべての料理に言えることだけど、お皿が美しいんですよねー。
お皿も食材との調和、ソースのかかり具合、ナイフとフォークが滑らない角度など、かなりこだわりがあるとおっしゃられていました。
博多和牛のシャトーブリアンに黒トリュフソースを添えて。
ナイフをそっと添えるだけで肉がすーって切れます。
ええ〜やわらかすぎっ!ってなりました。
そして濃厚なトリュフソースと絡めて口に頬張ると、じゅわっと肉汁が溢れトリュフの香りが鼻を抜けたかと思いきや、もうお肉が口からスッと溶けて消えています。
一瞬飲み物と錯覚しました。
あまおうと米アイス。
ドロッとしたアイスなのに、食べやすく口溶けはイチゴのおかげでさっぱり
オペラというフレンチのお菓子です。
こんな豪華な料理をご馳走していただき、本当にありがとうございました。
おまけ2
美味しいものをお腹いっぱい食べたあと、
「あー食べた食べた美味しかったー。ご馳走様」
ってよく言うじゃないですか?
私、食べ終わったあと、人生初
「あー楽しかったー」
って言っちゃいました。
それほど小岸さんの世界に引き込まれたというか、
食べて美味しいっ!楽しいっ!
ここは美術館?いやディズニー?
ってなるレストランは初でした。
食べれる美術館の世界に迷い込んだのかと思いました笑
すごく新鮮な経験でしたね。
少しはお裾分けできたかな?