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男手一人で育ててくれた父親にポルシェをプレゼントしてみた

最近パパの誕生日だったからポルシェをプレゼントしたんですよね

私の家庭はいわゆる「父子家庭」でね、幼い頃、両親が離婚していてから、男手1つで私と妹をパパは育ててくれました。

パパは仕事で夜遅かったから妹と一緒にご飯作って帰りを待っていたなあ。

うわぁ懐かしいなあ。

今思えば味付けが塩なのか、砂糖なのかもよくわからないヘタッピなご飯だったと思うけど、美味い美味いって食べてくれて嬉しかったよ。

私はマセていたから「ビールもいかがでしょうか?」ってパパのために冷やしておいたグラスを取り出して、プルタブが開かないからパパに開けてもらって、私が注ぐんだけど

ビール3泡7みたいな注ぎ方してさ。

ちょっと大げさだけどこんな感じ。

今思えばそのときから夜職の才能あったのかもね。

いやビールの注ぎ方下手くそだから逆になかったのかな?

パパには私がグレて家出したときも迷惑をかけたし、夜職(スナック)を勝手に始めて門限を守らなくて心配をかけたし、

私、高校卒業したら夜の店で働くから

って突然、中洲の高級クラブで働いたときも、びっくりもさせたよね。

パパからすると男手1つで育ててきた娘が、夜の店で働くって言ったときに、絶対に思うところがあっただろうけど、それでも嫌な顔1つせずに応援してくれたよね。

私嬉しかったんだよ。

ママのこともあって絶対に反対されると思ったから。

高級クラブで「1番取ったよ」って報告したときは、一緒になって喜んでくれたよね。

そこからNO1の地位を捨てて「自分でやるっ!」って言ったときも「あやが選んだ道だからって」応援してくれたね。

我ながら、とんだ不良娘というか、猪突猛進で、私が私の親だったら心臓が持たないんじゃないかってくらい突拍子もないことをやり出す子だったけど、黙って見守ってくれたこと、凄く凄く嬉しかったよ。

パパの誕生日にポルシェをプレゼントしたよ

じゃじゃーん

私が1人社長になって事業が軌道に乗ったら1番にやりたかったこと。

それはパパへの恩返し。

何がいいかなってずっと考えたけど、パパは車が好きだったからポルシェをプレゼントしたの。

最初、また突拍子もなかったからパパは「これどうしたん?」って驚いていたんだけど「パパへのプレゼントだよ」って言ったら、色々察してくれたみたいで、涙目になってくれて、それ見て私は思わず号泣。

パパにかけてきた迷惑とか、No1になったり、1人でやるプレッシャーだったり、そういうのがさ、頭に流れ込んできてさ。涙が止まらなくなって。

パパに「あやありがとう」ってギュッとしてもらって。また号泣(笑)

私がいつも大事にしてる考え方に

「死の逆算」という考え方があります

私のパパは還暦を迎えています。

不謹慎かもしれないけど、パパに残された時間があと20年だとして、私は半年に1回実家に帰るとしたら、そしたらあと40回しか会えないことになる。

40回しか会えない。

そう考えると、思ったよりパパと一緒に過ごせる時間は短いよね。

1回会うたびに、パパと一緒にいられる回数はあと39回、38回・・・

ってカウントダウンされていくと思うと、なんかこれ書いてて泣きそうなんだけど

だから私は後悔しないように親孝行できるうちにしようと思っている。

「親孝行するなら親が元気なうちに」

これも私が意識していることで、パパが元気なうちに思い出を作ったり、一緒に楽しく過ごしたい。病気したり、体が動かなくなったら、楽しい思い出が作れなくなっちゃう。

そう考えると、もしかしたら40回もないかもしれないね。

だから私は自分が後悔しないように親孝行できるときに、たくさんしておこうと決めている。

私はパパと年齢が近い方に向けて恋愛の発信もやってるので、恋愛相談が日々舞い込んでくるんだけど「死の逆算」って考え方は大事だと思うんだ。

自分が恋愛を楽しめる残りの期間を逆算すると意外と少ないことがわかるんだよね。

たとえば、50歳の方が60歳まで恋愛しようと思うと、あと10年。

「いや10年もあるじゃん」

って一見思いがちだけど、

3ヶ月に1回くらい女の子とデートするよって方なら、

あと40人の女性としか会えないことになる。40人中、40人と上手くいくわけじゃないと思うから、そう考えると意外とチャンスは少ないよね。

だから後悔のないように全力で学んで、全力で行動してって大事だと思うんだ。

私も今回の親孝行だけじゃなく、人生に悔いや後悔を残したくないから「死の逆算」は常に意識しています。高級クラブで働いていたときは「死の逆算」じゃないけど、現役でいられる日数は常に意識して働いていたなあ。

あと数年で引退して、自分でやりたいからそれまでに1番を目指さなきゃ。

みたいな感じ。

自分が現役でいられる時間って普段あまり意識することがないから、こうして言葉にして残しておくことで、いつでも読み返せるようにしようと思い日記にしました。

パパに見せてあげよう。いや恥ずかしいからやめておこうかな(笑)

おまけ

すごい嬉しそうに運転してるパパの画。

左ハンドルなのに、すぐに乗りこなすのすごいよね。

私だったら絶対、白線はみ出したり、車ぶつけてショック受けてると思う。

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